産婦人科マニュアル (河内 健二)
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カウフマン / ホルムストローム


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無月経
卵巣性無月経→カウフマン  排卵周期回復(リバウンド現象利用の自然排卵期待)orホルモン補充
視床下部性無月経→ホルムストローム 無排卵による出血の止血or子宮内膜保護

重症:第二度無月経 第一度無月経でE2<30pg以下 ⇒カウフマン

第一度無月経 E2>=30pg⇒ホルムストローム


第二度無月経の方がひどい

一度<二度 重症

カウフマンEP ホルムストロームP


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カウフマン⇒E+P どっちも

E→プレマリン 21日間

21+7
(月経5日目から内服 休薬して3日後に消退出血
3+5-1=7 28日が月経1日)
の繰り返し


P→後半10日間
P単剤⇒プロベラ ヒスロン デュファストン



3ヶ月で 投与終了後リバウンド作用 正常化を狙う

カウフマン療法は,消退出血を起こすこととともに,
ホルモンを補充する側面
とカウフマン療法後のリバウンド現象を利用してその後の自然排卵を期待する側面がある.

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ホルムストローム⇒Pだけ

適応
無排卵  で黄体ホルモンの分泌が起こらない
⇒PCOS
無排卵周期症
子宮内膜の悪性化 防止(エストロゲン分泌しているのにはがれないと良くない)


無排卵による異常子宮出血(AUB-O)に対して実施する周期的な黄体ホルモン投与法である.

視床下部性排卵障害または多囊胞性卵巣症候群が対象

ホルムストローム療法による消退出血の意義は,
排卵周期の回復よりもunopposedエストロゲンに対する子宮内膜の保護作用

高容量のP⇒MPA
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用語統一の動き(~2017 2020~)

カウフマン⇒エストロゲン・プロゲスチン療法
ホルムストローム療法⇒プロゲスチン療法

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両角(もろずみ )先生

カウフマン療法
「排卵が起きていないので起こりやすくするためにカウフマン療法をしましょう」、「ホルモンバランスが 崩れているので、体外受精の前にカウフマン療法をしましょう」等の説明を聞いた事があるかもしれま せん。ここではそのカウフマン療法とは何かについて説明します。

歴史 1993年にドイツのCarl Kaufmannが報告したので名前をとってカウフマン療法と呼ばれています。その 時の報告は「卵巣を摘出した女性にエストロゲンとプロゲステロンを順番に投与したところ生理が再開 できた」という内容です。

治療の対象疾患 ①早発閉経 ②第一度無月経の無排卵  卵巣性無月経

カウフマン療法の意味
カウフマン療法では連続して数周期治療を行い、そのあと中止するとリバウンド現象が起こり、正常月 経周期を回復する事があります。リバウンド現象とは、薬を急にやめた際、薬で抑えられていた症状な どが以前よりかえって悪化する現象を言います。無月経の治療におけるリバウンド現象とは、視床下 部-下垂体-卵巣系の機能が活性化される事を言います。 カウフマン療法中は、外因性のエストロゲン、プロゲステロンにより、視床下部へのネガティブフィード バックがかかり下垂体機能が抑制されています。 カウフマンを中止すると、視床下部へのネガティブフィードバックによる抑制が弱まります。その結果、 視床下部-下垂体-卵巣系の機能が活性化して、正常月経周期が回復します。

薬剤の投与方法
正常な生理周期では、排卵前(D1~D14)の前半期にエストロゲンが分泌され、排卵後(D15~28)の後 半期にエストロゲン(E2)とプロゲステロン(P4)が分泌されます。 カウフマン療法では、前半にエストロゲン製剤(プレマリンなど)を服用し、後半にプロゲステロン製剤 (デュファストンなど)またはエストロゲンとプロゲステロン合成ピル(プラノバール)を服用します。 5 日目~14日目までの10日間プレマリン(0.625)を2錠/日 15 日目~25日目までの11日間プラノバールを1錠/日 以上を服用終了後、3日後に消退出血が起こり、周期が終わります。これで28日型の月経周期になり ます。

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高松赤十字病院 「婦人科におけるホルモン療法」

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